パンとケーキを自ら焼く女になると思わなかった

こんばんは、ゆいり( icon-twitter @Yuirio0)です。

突然自炊力が上がった私の話

 

当たり前は家族で形成される

うちの母は、家事が好きじゃない人だった。(やってくれてたし上手だなと思っていたけれど)

栄養バランスは考えたほうがいいよねという考えのもと、3食のうち、どれかは必ず手作りしてくれた。

愛である。

 

間食に関しては、自分で作るより買っちまえ精神が強かった。

今でもお菓子のストックを欠かしていない。

大人になって色々調べるうちに添加物や化学調味料の影響を知って恨んだこともあったが、バランス感覚が優れている人だったなぁと思う。

 

自分と他人の区別がついたら

小学生のときは、同級生の家で遊ぶことが増えた。

どうやら、自分の家が当たり前でないのでは?と気付き始めた。

 

ある日おやつにと、手作りのケーキやクッキーが出てきて、本当に驚いた。

アニメの世界だけの話だと思っていたし。

 

それを話したら「うちは無理、買う」一択だった。

全然構わない。

片付けに手間がかかることを知っていたから。

あと、プロが作ったものはやっぱり美味しいしね。

 

手作りお菓子はバレンタインデーのみ。

大量に作って交換するのが当たり前だったので。

 

ちなみに日頃から鍛錬を重ねている子たちに敵わんなと思った私は、しょっぱいもの作戦に移行した。

口直しに評判が良かった。

我ながら、とても合理的な選択ができたと思っている。

 

転機は突然訪れる

とんでもない肌荒れや自身を肥満だと認識したことで、食事に注目し始める。

人に良いと書いて食ですとか言われてもハ???と思っていたが、たしかに理に適っていると認めざるを得なかった。

 

vlogの流行と引っ越し

素敵な暮らしはファンタジーだと思っていたが、どうやら日常的にそのような生き方をしている人がいると知ってしまった。

ついでに、数年間憧れて空きを待ち続けていた素敵な物件に住めてしまった。

 

憧れと現状の丸が交わって、わたしの生活は一変した。

 

宝石の国のフォスもシンシャの仕事探しと月人への興味から姿形が変化してますからね…(布教)

今となっては、当たり前のように2食手作りし(朝食はプロテインだが、まぁ摂取しやすい状態にしているので調理と言えるのかも)、間食用のおやつまで手作りするようになってしまった。

 

パウンドケーキ型から始まり、ついにはホームベーカリーまで買ってしまった。

ちなみに、グルテンフリーを意識してパンは全粒粉にしているし、パウンドケーキは米粉で作っている。

 

学生時代のわたしが今の自分を知ったら、こんなの自分じゃないと否定したくなるに違いない。

 

おまけ

なぜか、実家でも全粒粉パンとホームベーカリーを導入していた。シンクロ度合いとタイミングにびっくりである。

離れていても、私たちは、どこかで繋がっているのかもしれません。

 

人って2つ以上の理由がないと行動に移れないですって。

この偶然をもっと大きなきっかけや変化にできないか、実験中です。

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