こんばんは、ゆいり( @Yuirio0)です。

気がつけば桜が散っていて、セーターを着る日が減って、「あ、もしかして冬って終わったのかも」とやっと気付いたので(遅い)、快適に冬を過ごせたアイテムを紹介します。
Contents
侮れぬ湿度管理
きっかけはちきりんさんのこちらの記事。
結論、もうこれ読んで実践してください、で終わりなんですけども。
さて、
冬の湿度コントロールで気になるのが、「風邪やインフルエンザも心配だが、結露やカビもウザイ」ってことです。部屋が乾燥しすぎてるからと加湿器を連続使用してると、風通しの悪い場所にカビが生えたり、結露が発生(増加)したりします。
だから「とにかく加湿!」ではなく、 「適切な湿度になるまで加湿!」が必要なのですが、ってことは「湿度計」が不可欠。
おかげさまで「乾燥は肌に悪いしガンガン加湿しないと〜」と思い、毎朝床をビチョビチョにし、結露に悩まされ、掃除の手間を自ら増やす日々から脱却できました。
相対湿度と絶対湿度
ちなみにここで大事なのって”絶対湿度”という概念なのですが、みなさんご存知でした?わたしはさっぱりでした。
概要は知っておいたほうがいいと思うので、ぜひこちらの記事も一読するのをお勧めします。イラストも可愛い。
- 湿度…空気中の水蒸気の量や、空気の湿り具合の程度などを表す量のことを言います。
- 相対湿度…ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で<%RH>で表します。一般的に湿度を表す時に使用します。
- 絶対湿度…湿り空気(一般に存在する空気)中の乾き空気(全て水分を含まない空気)1kgに対する水蒸気の重量割合を示し、<kg/kg’>で表します。
参考:加湿.net
ところが!
実は空気というのは、温度によって含むことのできる水蒸気の量が違うんだよね。
当然、気温が高いほうが多くの水蒸気を含める=維持できる。
このため気温が高い夏の「湿度 90%」と、厳寒の冬の「湿度 90%」では、絶対値としての水蒸気の量がぜんぜん違う。
冬だと湿度が高くても夏ほどベタベタしないのは、これが理由です。(中略)
「絶対湿度」だと、夏でも冬でも10g/m3 から 11g/m3を目指せば良いので、「気温がこれくらいなら湿度は何%くらいがベスト」みたいな複雑な覚え方をする必要がありません。
と、いうことで、相対湿度より絶対湿度の値で湿度管理をしようよ!って話です。
購入品①:絶対湿度計
上記ブログを見て、一番使いやすそうだったので、即購入。
上段の「乾燥指数」の数値が絶対湿度を示すらしい。写真だと8.4gになってるけど、これが9~10gだとよろし。6とかカラッカラでヤバいので、即加湿器オン。
8~9gの状態から、換気のために窓開けて10分くらいすると、平気で6~7gに下がってたりします。
換気がこんなに湿度を奪う行為になっていたとはつゆ知らず…。そりゃ肌もカサカサするよなと納得。
で、これのいいところは、とにかく実用性。
- 文字がはっきり大きくて読み取りやすい
- 一定ラインを超えると警告音やランプが点滅する
警告音は側面で(iPhoneの側面にある、ミュートを切り替えるやつみたいな爪を引っ掛けて使うような部位が付いています…名称がわからず…)簡単にオンオフ切り替えられます。
まあまあ音が大きいので、朝この警告音で起こされることもしばしば。笑
わたしは目の前のことに没頭していると、湿度どころか寝食を忘れていることもあるので、この機能は助かりました。
これは余談ですが、サウナでこの数値を計っている方がいて、とても興味深かったです。
確かに、人それぞれ快適だと感じるバランスは違うもんね。
東名厚木のサウナ室の絶対湿度を計算してみたら、湿度はCグループまでいかないけど、温度はBグループ一番上の辺り。このへんのバランスが一番好きかもしれない。
サウナと湿度 絶対湿度の算出~男性サウナ室~ – Saunology -Studies on Sauna- https://t.co/p4y2B6SaCC pic.twitter.com/I7QulCYY4T
— Saunology -Studies on Sauna- (@saunology) March 9, 2021
購入品②:アイリスオーヤマの加湿器
こちらもちきりんさんの加湿器レビュー記事を読み、即購入。
主に3つの点で満足してます。
- 安い(数年で買い換えても惜しくない価格帯)
- タンク容量、継続時間(水を入れて移動するのに重すぎない、多くて1日2回の継ぎ足しで済む)
- 水の残量が一目でわかる
わたしの部屋は約8畳ですが、これで一晩は余裕で持ってくれました。
ビジュアルはイマイチですが、部屋の隅っこで毎日活躍してもらいました。来年もよろしくお願いしたいところ。
タイマーの機能がないので、自分で調整が必要です。
色々試した結果、寝る前に高めの湿度にして、消してから就寝するのがベストかなと。
いつか自動で絶対湿度を9gに保つ製品が出てほしいですね…もうあるのかな?
取り入れてよかったこと
①肌トラブルが減った
肌って運動とか食事とかストレスとか環境とか、とにかくいろんな要因で変化するとは思うので、絶対にこれのおかげです!!!とは言い切れないのですが…
例年と比べて、マスクや消毒で肌負担は大きいのでヤバいかも…と覚悟していたのですが、今年の冬はカサカサしてファンデーションがのらないとか、手や爪が乾燥してハンドクリームが手放せないという悩みをさほど感じませんでした。
わたしは1日7~8時間の睡眠をとっていて、その間は自分の部屋で過ごしているので、今年は1日の1/3を適切な湿度の環境に身を置けたということ。今までの乾燥は湿度管理も一因だったのかもしれません。
つくづく美容は積み重ねだなあと思います。
②結露に悩まなくなった
今までのわたしは、”肌の乾燥”と”部屋の掃除の手間”を天秤に掛け、前者を選んでいました。
が、今年は違います。他の季節同様、朝一発、窓を拭き掃除するだけで終わりになりました。ラクちん。
当たり前ですが、加湿しすぎて空気中の水分が多すぎるから結露が起きるんですよねえ…やりすぎはよくない。
③電気代の節約になった
今まで、寒さを感じていたわけでなく、乾燥を感じているだけだった場合があることに気付き。
梅雨に暑さを感じるように、ある程度水分があると、温かく感じるんですよね。
エアコンは頭がぼーっとして苦手なので(これ周りの人に言っても「ハ?」って顔されるんですが、誰か共感してほしい)、暖かい部屋着と、湯たんぽと、足元にヒーターを設置して防寒。快適でした。
結果、加湿器とエアコンの稼働時間が減ったことにより、電気代の節約になりました。これは嬉しい誤算。
④ストレスが減った
暖房つける?加湿器つける?でも電気代もったいなくない?と無駄に考えることがなくなりました。
絶対湿度が9gよりも低いなら加湿器をつける、室温は18度よりも下なら暖房をつける、という基準ができたので、それに従って行動すればいいだけ。
変に悩むことがなくなったので、明確なルールを決めることはストレスフリーへの第一歩!
終わりに
わたしはガジェット系は詳しくもなく、知りたいという欲求もあまりないので、
まるっと真似できる、こういうレビュー系の記事はすごくありがたいなあと思いました。
人様の買ってよかったものを紹介している記事は知恵が溢れている。
今回参考にさせていただいた、ちきりんさんのブログはこちら!
絶対湿度は梅雨・熱中症対策にも利用できるようなので、また季節が変わった頃にレビューできればと思ってます!
それではまた!